2010年06月15日
星空ガイドに歴史の勉強?

「なんで、星を見るときに歴史や時代の話?」ですよね?

ガイドをしている時に、「北極星までどれぐらいの距離があるの?」と聞かれた時に、「4385兆km♪」なんて言って、だれが「ぉぉ!なるほどっ納得

光が1秒間に地球を7回半(30万km)ぐらい回るだけの速さがあることは、誰もがなんとな~く知っています。430年かかる距離って、430年×365日×24時間×60分×60秒(概算ですが)ってことは判ります。でも、これでも、「ぉぉっ!すげー!納得っ


であれば、「織田信長が活躍していたころの光がようやく届く距離♪」と言えば、距離的な実感は湧かなくっても、宇宙の立体感がなんとなーく判るのと、記憶にも残りやすい感じがします。
簡単に紹介すると
・北極星(ポラリス)は織田信長の時代(430光年)
・おとめ座のスピカは江戸時代(260光年)
・さそり座のアンタレスはダビンチの時代(600光年)
・はくちょう座のアルビレオは関ヶ原の合戦あたり(385光年)
なんていうのがありますが、こんなのはとてもかわいい距離です。


こんなことをお話ししながら、宇宙の広さを感じてもらうことにしています。
ね、ちょっとした歴史の勉強も必要なこと、お分かりいただけましたでしょうか?(ぱんいちは、歴史が正直、思いっきり苦手です><)
#以降は自分のメモで・・・こういうのを大まかに覚えておいて、ガイドの時のネタに使います。^^;

・人類誕生 2500万年前
・人類二足歩行 600~400万年前
・マンモス 400~500万年前
・北京原人 50万年前
・ネアンデルタール人 20万~2万年前
・旧石器時代・狩猟生活 3万年前
・日本列島が大陸から独立 1.3万年前
・縄文時代(洞窟や岩陰で生活) 1万年前
・竪穴式住居に住み始める 7000年前
・エジプトのファラオの時代 4000年前
是非、歴史の尺度で宇宙の立体感を体感してみてくださいね。
※星図は株式会社アストロアーツのステラナビゲータを使用しております
※挿絵はとってもかわいい無料素材「素材のプチッチ」からお借りしています。
追記:ぱんいちは、明日から3連チャンで新人歓迎等などで飲み会^^; ブログ更新はちょっとおやすみで~
Posted by ぱんいち at 00:25│Comments(0)
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