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2010年05月10日

キャンプ地での星空散歩のために・・・初級編 その2

その1では、星空散歩のための道具を紹介させていただきました。今回は実際にキャンプ場に行って「あ、今晩は星が見えそうだ!」と思ったときにあらかじめ明るいうちにやっておくと、実際に星を見るときに便利なことを書いてみます。

①夜暗くなりそうな場所を探しておく
 自分のキャンプサイトで星を見るのはとてもリラックスできて良いのですが、オートキャンプになるとどうしてもお隣の明かりが明るかったりして見える星も少なくなってしまいます。大きなキャンプサイトであれば、街灯電球まで点いていたりするのでかなり明るいです。そこで、暗くなりそうな場所を昼間に探しておきましょう。夜になって暗くなる場所を探すのは大変なだけでなく危険です。お子様連れの場合は、子供の視点からも安全を確認してくださいね。ニコニコ
 事前に街灯から離れた場所や静かになりそうな空の広い場所の見当をつけておき、その周辺に危険箇所(崖や足場の悪い場所等)が無いことを確認しておいてください。夜になって自分のサイトから星を見た後に、もう少し沢山の星を見たいと思ったときに、足元に気をつけながらその場所に行ってみてください。見える星の数がずっと増えることに驚かれると思います。
 大きなキャンプ場であれば、広場がある場合があるので街灯が無ければ空も広く、星空散歩には良い場所になります。黄色い星

②その1で少しお話した準備をする
 ・双眼鏡の調整
 ・星座早見盤の予習
 その1でお話した上の2点をやっておけば、実際に星空散歩をするときに困ることが無いと思います。双眼鏡は目の幅・左右の焦点調整・遠方へのフォーカス合わせ、早見盤は当日の日にちと時刻の設定をしておけばOKです。「今日はこれが見たい!」と考えておくと、頭の中に星座が記憶されて意外と簡単に見つかったりします。星空の下で早見盤ばかり見ていて折角の本当の星を全然見ていないという笑えない状況になる人って意外といるので、明るいうちに見たいものを絞り込んでおくのもいいですね。

③夕方日の沈む頃に方角を確かめておく
 夕ご飯の準備に大忙しだと、折角の夕日を見ることができないかもしれませんが、是非ここは夕日を見ておいて頂きたいのです。理由は簡単で方角を知るためです。
 星座早見盤には東西南北各方面に見える星座が描かれています。夕日が沈むのは西ですので、それを起点に東西南北をあらかじめ確認しておけば、暗くなってから「あれ?どっちが北?」ってことにならなくて済むと思います。アウトドアをされている皆さんは西が判れば東西南北が判ると思いますが、意外と判らない人も多いです。西に向かって右が北・左が南・背中側が東です。
 コンパスをお持ちでしたら、是非携行されてください。見る場所を変えると、意外と方向感覚が狂うので、適宜コンパスで方位を確認されることをお勧めします。

今日は、星空散歩のときの服装についても書こうと思いましたが、ここをご覧になる皆さんはほとんど服装には十分気をつけられていると思い、釈迦に説法(?)になるかと思い、割愛させていただきました。

今日はこのへんで ^^/




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