2010年05月23日
月は星空散歩の敵?味方?(その1)
地球から見る天体として私たちには馴染みの深い「月」ですが、星空散歩では時には観望の「敵」に、時には「味方」になるというお話です。ちょっと長いかもしれません。><
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結論を先に書きますと、「月が出ている時は、星空散歩の
お相手である星たちが見えにくいですよ。」というお話です。
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月って形が変わりますよね。
今は、小学校4年生ぐらいで『月の形が何故変わるのか?』という学習をするそうです。そして、その時に多分『約30日後にもほぼ同じ形で見える』ことや、『同じ形であれば月の出・月没の時間がほぼ同じ』であることを学習するのだと思います。4年生で立体や空間の概念が芽生え始めることから教育カリキュラムに入っているそうです。(そうなんだ・・・ ^^;)
かなりアバウトですが、月について簡単におさらいしてみます。月の形の呼び方としてこんな言葉を聞いたことがありませんか?
・新月(しんげつ)・・・影だけで地球からはほとんど見えない月
・三日月(みかづき)・・・ご存じノの字をした月
・上弦の月(じょうげんのつき)・・・日本では右側半分が光った月
・満月(まんげつ)・・・まんまるな月
・下弦の月(かげんのつき)・・・日本では左側半分が光った月
このような月の遷り変わりはastroartsの月齢カレンダーで調べることができます。月齢カレンダーの月の形の中に書いてある数字は「月齢(げつれい)」と言って、約30日周期の月の歳です。新月の月齢0からの経過日数(正確にはちょぃ違いますが)を表したものです。通常、0から始まって29で終わり、また次の新月になった時に0になるという周期を繰り返しています。自然現象であることと、小数の値を四捨五入したりして、30ではない場合もあります。が、あまり気にせず30でいいです。 ^^;
さて、この月の形の変化と、「星空散歩の敵?味方?」とはどんな関係があるんでしょうか?
キャンプ場で星を見る時間はだいたい20時から22時ぐらいまでの間が多いと思います。晩御飯を食べて落ち着いた頃です。この季節で月齢1の5月15日と満月の5月1日の22時(午後10時)の南側の星空の様子を見てみましょう。
右にある上の絵が満月近くの22時の空、下の絵が新月近くの22時の空でどちらもほぼ同じ条件です。違いが判りますか?月が出ている日は星が少なく、月の出ていない日は左下に天の川も見え始めています(図が小さくてすみません)。
月が出ている時は、月からの光が地球上の大気に当たって反射(拡散)し、空を明るくしてしまうため、見える星の数がぐっと少なくなってしまうのです。
ですので、沢山の星を見るには、全く月が出ていない時が一番条件が良い時です。なので星空散歩には月は邪魔だ!と言いたいのですが、実はそうでもありません。 ^^;
この続きは別の日に〜 ^^;
※星図は株式会社アストロアーツのステラナビゲータを使用しております
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結論を先に書きますと、「月が出ている時は、星空散歩の
お相手である星たちが見えにくいですよ。」というお話です。
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月って形が変わりますよね。
今は、小学校4年生ぐらいで『月の形が何故変わるのか?』という学習をするそうです。そして、その時に多分『約30日後にもほぼ同じ形で見える』ことや、『同じ形であれば月の出・月没の時間がほぼ同じ』であることを学習するのだと思います。4年生で立体や空間の概念が芽生え始めることから教育カリキュラムに入っているそうです。(そうなんだ・・・ ^^;)
かなりアバウトですが、月について簡単におさらいしてみます。月の形の呼び方としてこんな言葉を聞いたことがありませんか?
・新月(しんげつ)・・・影だけで地球からはほとんど見えない月
・三日月(みかづき)・・・ご存じノの字をした月
・上弦の月(じょうげんのつき)・・・日本では右側半分が光った月
・満月(まんげつ)・・・まんまるな月
・下弦の月(かげんのつき)・・・日本では左側半分が光った月
このような月の遷り変わりはastroartsの月齢カレンダーで調べることができます。月齢カレンダーの月の形の中に書いてある数字は「月齢(げつれい)」と言って、約30日周期の月の歳です。新月の月齢0からの経過日数(正確にはちょぃ違いますが)を表したものです。通常、0から始まって29で終わり、また次の新月になった時に0になるという周期を繰り返しています。自然現象であることと、小数の値を四捨五入したりして、30ではない場合もあります。が、あまり気にせず30でいいです。 ^^;
さて、この月の形の変化と、「星空散歩の敵?味方?」とはどんな関係があるんでしょうか?
キャンプ場で星を見る時間はだいたい20時から22時ぐらいまでの間が多いと思います。晩御飯を食べて落ち着いた頃です。この季節で月齢1の5月15日と満月の5月1日の22時(午後10時)の南側の星空の様子を見てみましょう。
右にある上の絵が満月近くの22時の空、下の絵が新月近くの22時の空でどちらもほぼ同じ条件です。違いが判りますか?月が出ている日は星が少なく、月の出ていない日は左下に天の川も見え始めています(図が小さくてすみません)。
月が出ている時は、月からの光が地球上の大気に当たって反射(拡散)し、空を明るくしてしまうため、見える星の数がぐっと少なくなってしまうのです。
ですので、沢山の星を見るには、全く月が出ていない時が一番条件が良い時です。なので星空散歩には月は邪魔だ!と言いたいのですが、実はそうでもありません。 ^^;
この続きは別の日に〜 ^^;
※星図は株式会社アストロアーツのステラナビゲータを使用しております
Posted by ぱんいち at 09:28│Comments(2)
│星空散歩(初級)
この記事へのコメント
おはよう ございます。
キャンプに行った時
敵にしたり味方にしたり
しております。
全く 灯りが無い所での
キャンプが多いので
それぞれの良さを加味し
楽しんでします。
因みに 私のテント
ムーンライトって言います。
月明かりでも簡単に
設営できるのが
その由来です。
キャンプに行った時
敵にしたり味方にしたり
しております。
全く 灯りが無い所での
キャンプが多いので
それぞれの良さを加味し
楽しんでします。
因みに 私のテント
ムーンライトって言います。
月明かりでも簡単に
設営できるのが
その由来です。
Posted by shion373 at 2010年05月23日 10:37
shion373さん。こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。 ^^/
モンベルのムーンライトですか!いい名前ですね♪
にしても、名前の由来が「そこですかっ!」って突っ込み
たくなるような ^^;
サッと設営できるテントは、とても心強い味方だと思います。
特に雨天の場合は・・・ ><v
月明かりの楽しみ方をご存じのshion373さんには、この後に
続く(予定の)”その2”は不要かもしれませんね。 ^^
ご訪問ありがとうございます。 ^^/
モンベルのムーンライトですか!いい名前ですね♪
にしても、名前の由来が「そこですかっ!」って突っ込み
たくなるような ^^;
サッと設営できるテントは、とても心強い味方だと思います。
特に雨天の場合は・・・ ><v
月明かりの楽しみ方をご存じのshion373さんには、この後に
続く(予定の)”その2”は不要かもしれませんね。 ^^
Posted by ぱんいち at 2010年05月23日 17:42
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